ホール、会館 等 公立文化施設の使い方
使用する側に立ち 使い方や注意事項 などを具体的に説明します
色々なトラブルなど 少しでも未然に防げるよう願っております。
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施設を利用する方を職員は「利用者」と呼びます 役所も同様ですし
医者は患者、弁護士は依頼人 と呼び「お客様」とは呼ばないのと同様と言えるでしょう
ですから民間企業のような対応は 残念ながら していないのが現状ですから
まず それを踏まえて職員と対処する事を お薦めします。
具体的に説明しますと 施設を利用するには
まず 時間と料金(お金)がポイントになります
時間については
施設の利用案内などに 利用時間が明記されていますが
これは 職員が働き始める時間と働き終える時間を示しています
働き終える時間については 施設毎に理念が異なります
民間企業では お客様が帰る時間を示していますが 施設ではこの考えではありません
職員が掃除や片付けなどを終了し施設の外に出るのが終了時間としている施設もありますから
時間に余裕が持てない場合は 事前に 利用者は何時までに舞台から退去すれば良いか
何時までに施設外に出れば良いか などを良く確認する必要があります
これは施設毎に時間感覚が異なりますし 同じ施設内でも職員の個体差も時にありますので
打合せをした人と使用当日の担当者が違う場合 トラブルとなる可能性もあります。
結論としましては 時間に余裕を持つほど時間面でのトラブルは回避できます。
利用案内に使用時間の延長ができる旨の記述がある場合がありますが
これは 正規の施設終了時間までに終わってほしいのですが
時間をオバーする利用者へのペナルティ喚起として このような表記をしてあります。
延長料金は当然 時間毎に割高になっていき いわゆる罰金ですから
最初から延長ありきで利用しようとすると喜ばれません。
少しでも終了時間 ぎりぎりまで使いたい場合は
翌日の午前中までとっておく方法もあります。
開始時間を少しでも早めたい場合は 前日の終了時間帯から
とっておく方法もあります。
当日 仕込みの流れ例 動画
例えば 前日に照明のセットを完了しておけば
当日は 動画の6分後の状態から開始できます。
客席などを使用しない場合 料金が割安になる事があります。
大きな施設になると
音響、照明、とそれ以外の舞台設備の 3つに担当が分かれています
音響係:
マイク、スピーカー など音響機材担当
照明係:
舞台上や横のライト、ピンスポット など照明機材担当
舞台係:
緞帳、バトン(照明用バトンは照明係が担当)、床機構(平台、箱馬)など
音響と照明以外の担当 (反響板は音響担当の場合もあり)
料金については
施設の使用料金と
照明、音響、舞台用品などの附属設備料金と
人件費の 3つがあります。
附属設備は表にされ マイク 1本 **円など
単価表示と
照明など Aセット、Bセット などセットで表示されている
附属設備使用料リスト があります
リストの隅に「設備・備品の設置、移動、配線、セッテング、操作 の人件費は
使用料に含まれません」
等の記述がある施設もありますが 無い場合がほとんどです。
この人件費が あやふやでトラブルの原因となる事が非常に多くあります。
例えば
プロの劇団やコンサートでは 専属の 音響、照明、舞台スタッフが同行し
自分達でセット、操作など総て行い その場合
施設の職員は施設の機材などが正しく安全に使われ作業しているか
チェックするのが主な仕事となります
(常連の質が高い集団であれば それほどチェックの必要が無いので
ほぼやる事は無く 主な仕事は観劇する事位です)
この体制が施設職員の仕事内容の基準となる場合
施設の使用料金や附属設備使用料には
セッテング、操作などの人件費用が
正式には含まれていないと言う事になります。
施設の現場職員の主な仕事は それらの保守管理となります。
しかし 本来 セット、操作などは主な仕事ではありませんが
簡単なセットであれば慣習として無料で行ってくれる場合が多く
つまり
どこまでの規模であれば無料で
それを超えた規模では どうなるのかと言う事です
施設によっては その場合
利用者の方で 音響、照明スタッフを連れて来て
セット、操作を行うよう促される場合もあり
その場合は 音響や照明のレンタル会社等に相談し
人員を確保するか
施設の職員に会社、人員を紹介してもらう事になります。
ですから
「施設の職員がセット、操作するのは
あたりまえ」のような言動の利用者には
冷たい態度となる職員が多くなります。
どの施設においても この人件費について
明確な書面も無く あいまいに処理されているのが現状で
現場職員の裁量に任されているため
後で説明します 「チップ、付け届け等」が
常習化している場合もあります。
事前打ち合わせの時 直接 施設現場職員へ
この人件費について
ざっくばらん に聞いてみると
現場職員とのトラブル回避に近づきます。
具体的には
拘束時間と作業内容により大きく変わりますから
照明やマイクなど使用する附属設備を決め
当日のタイムテーブル、後で説明します仕込み図など
催し物の内容ができるだけ詳しくわかるようにすれば
大まかな人件費が どれだけになるか算出可能です。
次回は 下記項目について順次説明いたします。
チップ、付け届け等について
仕込み図
ガムテープ ベースに養成する方法
マイクの使い方
吹奏楽 床に染みたり、汚さぬよう 管楽器の唾対策にはペットのおしっこシートなどを敷く
ピアノ タッチ