コブ(不整地・Bank)

格言「コブを制する者はゲレンデを制す」
コブは春の湿雪でも楽しめます 

追い撮り


2018-19 Mogul turns pickup①


2019-20 bumps turns pickup


小樽スキー技術選手権大会

〈チャプター〉0:00 オープニング  0:15 大回り 0:49 小回り
1:37 不整地小回り




コブ練習方法

初心者から上級者までが参考になる動画などを
順次 掲載 更新していきます。


コブの滑り方には2種類あり
整地小回り同様 横に回し込むタイプと
モーグル競技のように縦に直線的なタイプがあります 
モーグルのコブはタイムレースなので直滑降的な縦タイプですが 
安全で滑りやすく 華麗なのは 横に回し込むタイプです。
横に回し込むにはターン前半(谷回り)横滑りで
ずらせる すり鉢のスペースがあるほど簡単ですが 
ズルドン(真下への横滑り)やスノボ、テレマーク板など 
ターン前半でのズラシができないと コブが変形して 
危険で滑りにくくなってしまいます 

スキー上級者が多いほど安全で滑りやすいコブができますが
ズルドン、スノボ、テレマーク板などが壊して行くのが
多くのスキー場での現状です。
ズルドンは初心者用に多く紹介されていますが 
コブを壊していきますので上達の弊害があり 
ターン前半(谷回り)で減速できなくなりますから 
初心者は
ハの字型(プルークスタンス)で
ターン前半で減速する練習をすると 
コブも育成され滑りやすくなり 
上達も早くなります。

ハの字型(プルークスタンス)の動画は良いものが掲載されていませんが 
【スキー・コブ斜面の滑り方】第1歩「姿勢の三原則と動きの三要素」しげさんのコブ攻略は一歩ずつ - YouTube
の 2:12 から2:25までの滑りや 手本とは言えませんが
コブ斜面をボーゲンで攻める笑〔笑〕 - YouTube
が参考になります。



中級
コブ中級者から上級者になるためのトレーニング - YouTube
整地での練習 5:57~6:45 

【中上級者用 コブ】ナショナルデモが教える○○を使ってコブ撃退‼︎ #技術戦#スキー技術 - YouTube

【コブ克服】コブが苦手なスキーヤーにおすすめのトレーニング!! - YouTube


上級

ズルドンから卒業!ひとつ上のコブ攻略~コブの衝撃を避けて滑る~ - YouTube

コブ上級者への道~上体がブレずに滑るためには~ - YouTube

【コブのライン取り】コブを得意にするポイントは〇〇?! - YouTube


【コブ】SUGAWA SKI SPIRIT雪上コブレッスン会に密着!! - YouTube

【コブのライン取り】コブを得意にするポイントは〇〇?! - YouTube
この動画のように 小さいコブにも対応できる
「Topからバンクに入り 板をたわませる感覚」
が現在 主流です。



2021年3月 テクニカルプライズテストに
全日本技術選 現役チャンピオン受験
【栂池プライズテスト】にまさかの全日本チャンピオン参戦!全種目の滑りもあります! - YouTube

現在の全日本スキー連盟(SAJ)での
スキー検定 – snowjapanlicense.jp などは 
整地はアルペン(スピード重視) コブはモーグル系(スピードが出る縦)
に評価が高く 
ゲレンデスキーと言うより これら競技導入のための
基礎スキーとなっており 
一般のスキー人口を増やすには どうすれば良いのかを考えていないため
スキー人口は年々減り スキー場もリフトなど設備が耐用年数が来ても
建て替えができない所は閉鎖されています。

コブは圧雪車での整地が不要ですから 
コブ斜面を増やすほどスキー場の経費は軽減されますので 
春スキーの時期にコブ斜面を増やすスキー場も多くあります。
昔 リフトができた後 圧雪車が導入されるまでは
どのスキー場もコブだらけでした。




次の画像は スキヤー目線でコブを見下ろしたものです。
上図はズルドンによってテールで段差ができており
下図はきれいなコブ


次の画像 上図の赤線がズルドンによってテールで段差が大きくなるほど
ターン前半(谷回り)でズラせて減速できなくなります
そのようになるとコブではなく「掘れた横滑り跡」ですから 
横に回し込むことはできず
モーグルのように縦系に行くしかありません。
下図はズルドンによる青線に段差がないため
ターン前半(谷回り)のスペースが広くなって
安全に滑り易くなっています。

1級やプライズのコブ検定では 
このような段差コブでは 行われませんから 
横回し込みの場合 
段差コブでの練習効果は少なく 
整地での練習を行った方が合理的です。

上手い人が多い所ほど 
初心者がズルドンして段差ができかかっても
すぐ修正されますから 
コブの形状を見れば 
そのスキー場に上手い人が多いか少ないか
分かりますが 
スノボーなどに荒らされると崩れた汚いコブに
なってしまいます。


上手い人が滑るほど 
下画像のようにターン前半(谷回り)で
きれいな すり鉢のスペースができ
ここで ズラせて減速し 
安全で滑りやすいコブとなりますが
ズルドン(真下への横滑り)やスノボ、テレマーク板などが
滑るほど 変形し
危険で滑りにくいコブになってしまいます。
スノボの侵入防止には 小さいピッチのコブを作るほど有効で
大きいコブほど侵入され壊されますので
大きいコブには 小さいコブを挟むのが有効です。

∴コブ滑りの上手い方を多くするため
動画などを紹介して行きます。


標準コブのサイズは半径1.6~2m(スキー板1本分)直径3.2~4m(スキー板2本分)位です。 

一般的なピッチは 4~4.2m
細か目のピッチは 3.7m